コミュニティに元手を支払って参加するという話

TL;DL

  • 金払ってイベントやオフ会に参加するだけじゃなくて、もっと積極的に運営とかに携わっていこうよ!
  • イベントの運営も参加者もコミュニティの一員なんだしフラットにいこうよ!

以下、ポエム

Twitterを見てると、月に数回はどこかしらでオフ会やイベントがありますよね。 かくいう自分も、月に2回以上はイベントやオフ会に行ってます。 主にアニクラアイマス関連オフ会か、プログラミング系のイベントかですが…

さて、イベントがあれば必ずそこにはコミュニティが存在します。 オフ会だって立派なコミュニティと言えると思います。 サシ飲みならそれはただの1:1ですが、3人以上で飲むならその時点で小さいながらもコミュニティと呼べる何かが存在すると思いますし、 10人とかになってくると立派なコミュニティです。 その10人がネットで知り合った人となると、結構な規模のオフ会と言えると思います。 ちなみに、自分が今まで行ったことのあるオフ会で一番参加人数が多かったのは13人でした。

コミュニティと何度も書きましたが、ここでちょっと意味を整理します。 https://dictionary.cambridge.orgでcommunityの意味を調べると、

the people living in one particular area or people who are considered as a unit because of their common interests, social group, or nationality

(勝手に意訳: 共通の嗜好や社会的背景から、ある一つの団体として扱われる人々)

と出てきました( community Meaning in the Cambridge English Dictionary ) ここでいう共通の嗜好や社会的背景は、自分の場合、アニソン好きだったりアイマスPだったりプログラマーだったりします。 つまり、(当たり前ですが)ここで言うコミュニティとは共通の嗜好を持った集団という意味ですね。 なので、営利目的の催しを中心として成り立つ集団はここで言うコミュニティとは違うので、このお話では全く無関係です。

コミュニティで何か楽しいことをしよう!となった時に、必ず資本が必要となります。 それは例えばお金という分かりやすいものかもしれませんし、例えば事前準備という労働力かもしれませんが、 なんにせよ何らかの資本が必要です。(元手なしに楽しいことできるのが一番ですけど、なかなか難しい) そして、そんな資本をもとに作られたコミュニティに参加するには、やはり何かしらを支払わなければなりません。 フリーライダーはだめですよね。

運営の方々や幹事さんは事前準備という形で労働力を元手にコミュニティに参加し、 それに対していわゆる参加者は主にお金を元手にコミュニティに参加します。 それらの元手をコミュニティに対して提供することで、楽しい時間をコミュニティから受け取ることが出来ます。 普通のイベントやオフ会は大体こんな感じですよね。

ここまでざっと書いてきたわけですが、要はコミュニティに参加するための元手はお金だけじゃないわけです。 運営や幹事(=労働力)が足りてないなら積極的に運営や幹事サイドに参加すべきですし、 さらに言うと運営や幹事と呼ばれる人たちはお金の代わりに労働力をコミュニティに提供しているだけで、 運営側と参加者側は、コミュニティに提供している元手の種類が違うだけで、そこに上下関係は存在しないと思ってます。

共通の趣味や嗜好のもとに集っただけでそこには上下関係はなく、形は違えどコミュニティに貢献した上で同じ楽しい時間を過ごしているだけ。 そんな楽しい時間や環境も、お金だけでなく時間と労力を提供してくれる人がいないと続かないですし、 せっかく好きなことで集まったんだから、ひりついた環境よりはみんなで楽しく遊んだり騒いだりしたいですよね。 ふと、そんなことを思いました。