2019年7月18日
11頃にTwitterでニュースを見た。 その時はまだ、少し心配する程度でそこまで大事だとは考えてなかった。
その日は家でリモートでバイトをしていた。 なのでガッツリとTwitterに浸るわけにも行かず、休憩中にちょくちょくTLを眺めてた。 TLに少しずつニュースが流れてくる。 死者が出たという話を、確か15時頃に見た。 だんだんと嫌な感じがしてきたのを覚えている。
夜は京都のクラブでDJをする予定だったので、バイトを切り上げて電車で京都へ向かう。 電車内でTwitterとニュースを見ていた。 そのときには、すでにたくさんの死者がいるらしいことが報道されていた。
乗り換え駅につく頃だった。 ニュースで「10人以上の遺体が2階で並んで横たわっていた」という文面を見かけた。 その時、自分の中で何かが駆け巡って、いても立ってもいられなくなった。 あんな良い作品を作る人達がこんな最期を迎えるなんて酷すぎる。 どんな思いで最期を迎えたんだろう?どんなことを最期に思ったんだろう。 どうしてなんだ。
電車のドアにもたれかかりながら、生まれて始めて眼の前が真っ暗になって倒れそうになるという経験をした。 でも自分は部外者でただアニメが好きなだけだけのオタクで、頭の中では無関係なんだから怒るのは門違いと分かっていてた。 分かってる。 部外者がどうこう言うことじゃないし、変なことを言って炎上するのも嫌だ。 けどやっぱり悲しいし、許せないし、悔しい。 色んな感情が浮かんでくる。 考えていることと感情がバラバラになって気持ち悪くなって、駅につくなりトイレに駆け込んで吐いた。
別に「ご冥福をお祈りします」とか「犯人は絶対にゆるさない」とか、そういうことが言いたいんじゃない。 いや、もちろん、今回被害に合われた方々や亡くなられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。 また、犯人には法の下に正当な裁きが下されるべきだろう。 (まぁよっぽどのことが無い限り死刑だと思う)
ただただ、あんな綺麗な作品を作る人達がこんな最期を迎えたということにただただショックを受けていた。 今も感情の整理がつかず、いろんな思いが浮かんでは消える。 自分の感情が分からない。
何故たくさんの人があんな死に方をしないといけないんだ。 しかも、まだまだたくさんの素晴らしいものを作れる人達が。 ありえない。 訳が分からない。 こんな酷いことがたった一人の人間によって起こされたという。 どうして? 何があったの?
おそらく、今後5〜10年は影響が出るレベルの惨劇だと思う。 いや、もしかしたら二度と以前のクオリティの素晴らしい作品は出てこないかもしれない。 たった一度の、たった一人の人間の仕業によって。 自分はあの会社が作る綺麗なものを、もっともっと見たい。 いや、見たかった。 もう見れないかもしれない。 また気分が悪くなってきた。