3年間働いたバイトをやめて、就活を終えた話

この記事は何

いわゆる、退職エントリと就活の記録の両方が合わさった話です。

3年間働いたバイトをやめた話

退職エントリです。 ちょうど、この記事を書いている今日が最終出勤日でした。

就活支援やキャリア支援のサービスをやっているベンチャー(以降、S社)でバイトをしていました。 自分のツイートを普段から見てる人は知ってると思いますが、賃金が大阪府最低賃金(2019年4月現在、936円)でその点は非常に不満でした。 が、それ以外は自由かつ柔軟で非常に働きやすい会社だったと思います。 おそらく、これはバイトとして働いていたからであり、実際に正社員として働いているとまた違うと思いますが…。

勤務日の前日に急に「明日休みます」と言って普通に通りますし、逆に「明日行けるようになったんで行きます」とかも柔軟に対応してもらいました。 また、勤務中も堅苦しくなく良い雰囲気でのびのびと働けましたし、実際の仕事に関しても与えられた仕様に対してどんな実装方法でも良いといったレベルの裁量をもらっていました。 そのおかげで、自分の好きなように使いたい技術を投入することができ、とても楽しかったです。 (本当に、給料さえ上がれば...)

また、S社はいわゆる「エンジニアリード」といった雰囲気ではなく、むしろ体育会系の営業さんが強い会社でした。 が、営業さんたちが無理やり押しかけてきてラグビーをする…という雰囲気ではなく、ある程度の良い距離感をもって仕事ができていたんじゃないかなと思います。 決して「今を時めくイケてる会社」という感じではなかったですが、のんびりと好きなことができる、自分的にはすごく良い会社でした。

S社に入ったきっかけは大学入学時まで遡ります。 ちょうど大学に入ってすぐの頃、DMで「梅田でエンジニアのバイトしませんか?」というめっちゃ胡散臭いメッセージが飛んできました。 自分はあんまり気にしない質なので「まぁ話は聞いてやろう」という感じで実際に話を聞きに行き、そこで簡単な面接も行いました。 記憶が曖昧であんまり覚えてないんですが、確か即日で採用!って感じだったと思います。

S社で働き始めた時はデザイナーの方が一人居るだけで、正社員のエンジニアが一人もいないという状況でしたが、 1年、2年と経つ内にエンジニアがjoinして、自分以外のバイトも入ってきて、いつの間にかITチームが10人以上というそれなりの人数になっていました。

技術スタックも、最初はFTPで本番サーバに接続して…という状況から、Vagrantを使ったりDockerを使ったりして、WordpressからLaravelやrailsへといった感じで少しずつ良い感じに。 自分はサーバサイドをメインでやっていたのでサーバ側の話がメインになるんですが、次のプロジェクトはVue+railsでDockerでインフラ構築とかいう話でした。

そんな感じなので、「1からサービスの技術面の構築をして成長させる」という貴重な経験をすることができました。 この経験は本当に大きくて、のちに就活で話のネタとして生きてきます。

なぜそんな仕事をやめたかというと、やはり「これだけやったのに給料は最低賃金のままなのか」という不満点と、 就活を終えて内定先でバイトをさせてもらえる目途が付いたというのが理由です。 もし給料が順当に上がっていたら、他に不満が無ければ働き続けていたかもしれませんし、それでもやはり内定先でバイトをするという選択をするかもしれません。 給料が低かったという不満点はあるものの、それを差し引いてもいい職場でしたし、決してネガティブな理由のみではないって感じです。 ただ、就活を終えたし、会社的にも自分ができることはあらかたやり切れたのではないか…とキリの良さを感じたので退職を決意しました。

自分が言ったことをそのままやらせてもらったMさん、いろいろとご迷惑をおかけしたTさん、 最初期からずっと一緒に仕事をやらせてもらったYさん、バイトのオファーをかけてくれた先輩。 本当にありがとうございました。

就活を終えた話

就活記録です。

自分が就活らしいことをし始めたのは大学3回生の春頃で、Twitterにたまたま流れてきたサマーインターンに応募したところから始まりました。 当時は就活なんて全く考えていなくて、単に「お、なんか面白そうだし行ってみるか」というモチベで応募したのを覚えてます。 「なんや、GitHubのアカウント出せばインターン行かせてくれるのか」という感じでフォームに入力して送信したらそのまま通って、 2018年の夏インターンとしてピクシブさんとクックパッドさんのところでお世話になりました。 その時の記事はこちら

kiridaruma.hateblo.jp

kiridaruma.hateblo.jp

で、そんなこんなで夏を終えて、そこから秋ごろにかけて少しづつ就活を意識し始め、逆求人系のサービスに登録して逆求人イベントとかに招待されたりしました。 そこでいろんな企業さんのお話を聞いたりして、その中で中の人と仲良くなったりしてディナーに連れて行ってもらったり、インターンに誘ってもらったりしました。 そこから2018年11月の段階で志望先を決定、12月頃には内定が出そろって、そこから内定後インターンに行ったりして迷って考えて、 最終的に2019年3月末に受諾先を決定という感じでした。

面接やインターンでいろいろと企業の人とお話したりしましたが、よくTwitterで見かける圧迫面接やよく分からないマナーとかを求められたりはせず、 むしろ面接官の方と雑談してるような感じで話が進んで、そのおかげで「就活つらい」というのは全く感じませんでした。 しいて言うなら、自分は大阪に住んでいて、志望先はすべて東京の会社だったのでオンライン面談がちょっと面倒だったり東京に行かないといけないのがつらかったです。

書類等もESとかは書いたことがなく、やったことと言えばGitHubのアカウントとTwitterのアカウントを提出したくらいでした。 Twitterのアカウントが知られている状態だったので、インターンに行くとライブ円盤の鑑賞会に誘われたり、某ゲームの記念日にケーキを食べさせてもらったり…ということがあったりしました。

Twitterアカウントがバレてるので、もちろんうかつななことは呟けません。 が、自分は普段からうかつなことは呟かない超健全なTwitterアカウント運用をしているので無問題ですね。大丈夫です。

そんなこんなで、自分の就活は、いろいろと知り合いが増えて楽しい思い出という感じで終わりました。 みんながこんな就活をできるとは言いませんが、少なくとも自分よりも実力ある人はこれくらいの感じで就活できるのではないかなと思います。 決してつらいだけでなく、楽しい就活もあるんだよ(少なくとも自分はそうだったよ)というのを残したくて、この記録を書きました。

願わくば、誰かの就活の助けになれば。